猫も杓子も
ゴルフを初めて2年が経つ。自分なりには、一生懸命練習している(してないかな?)つもりでも、なかなか上達しないものである。ゴルフには、運動神経はいらないよ、と誰かに聞いた覚えはあるが、センスは必要なのでは無いであろうか?どうやら、私には、そのセンスが少しばかり足りない様だ。
バブルの頃は、ゴルフと言えば、若者から人生の成功者までが夢中になっていた様に思う。(そのころ私は、やらなかったが。)それこそ、猫も杓子もゴルフ三昧であったろう。中田カウス・ボタンの漫才ネタにも「夜中に台所で猫と杓子がゴルフを…。」っていうのがあるぐらいだから、相当なもんだろう。
しかし、猫はともかく杓子がゴルフをするか?考えてみたら、猫も杓子もという例えはどういう事なんだろう?
BookShelfによると「杓子」とは、ご飯をよそったりみそ汁をすくったりする、柄の付いた道具ということ。道具が、ゴルフをするか?またまたBookShelfによると「猫も杓子も」とは、「えらい人もつまらない人もすべて」という意味だから、なんで「猫と杓子」なんだろう?
んで、ネットで調べてみてビックリ。
なんと「猫も杓子も」ってもともとは、「禰子(ネコ)も釈子(シャクシ)も」だったらしい。(他にも、「女子も若子も(めこもじゃくしも)」っていう説とか色々あるらしいけど。)
この「禰子」と「釈子」っていうのは、
神主の下の位を「禰宜(ネギ)」、その子孫を「禰子(ネコ)」、 仏弟子を「釈子(シャクシ)」という。
このことから、仏教を信じる人も、神を信じる人も、つまりは「みんな」という意味であったとか…。漢字が違ったら全然意味が違うじゃん。
神様と仏様がゴルフとは…。神様とは、ゴルフの場合「タイガーウッズ」だろうか?仏様は???
どんなに大たたきをしても、にこやかにしていられる、仏様の様なゴルファーになりたいと思うスコアののびない私であった。(泣)