私が英語を好きになったわけ

授業に「英語」という時間割が追加され、初めて英語の勉強をするようになったのが中学校1年生の時。

今まで「国語」と呼んでいた科目が「現国」に。
「算数」と呼んでいた科目が「数学」に。
「社会」と呼んでいた科目が「日本史」と「世界史」に。

それぞれの教科書も、小学校のそれとは3倍ほど厚みが違い、教科書を購入した当日は見るのも嫌になると同時に「これからの新たな3年間」に不安も出てきました。

入学式を終え、第1回目の英語の授業。

購入時にパラパラめくって内容をチェックする事もなく始まった。

「ハロー、エブリワン!!」
 と言いながら先生が教室に入ってくる。(もちろん日本人教師)

「・・・・・…。」
 クラス全員、返答できず。

「さぁ!!みんなで教科書を読みましょう!! 教科書2ページ!! さぁ大きな声で!!」

生徒 「ハロー、ケン。 ハロー、マイク」
私   「ハロー、ケン。 ハロー、ミケ……..?」

「マイ…ク? ミケじゃなくて? なんで「M」と「I」は「ミ」じゃないの?「マイ」って読むん?

なんでみんな知ってるん? 私、習ってないし!! 出遅れてる? ヤバイ?」

そこから私の英語猛勉強の日々が始まりました。

やればやる程、英語だけ点数が伸び、伸びれば伸びる程、100点を取りたくなり気付けば英語だけ常に90点代、あとの科目は60~70点代。平均点80点代という「英語だけで平均点上げてます!!」という成績に。

高校になれば成績の差はもっと開き「英語90点代」「その他科目は赤点(40点以下)」。

その後留学経験も積み、現在も英会話を習っていますが、中学校1年の時に「Mike」を「ミケ」と読んでいなければ勉強する事もなかったし、好きにはなっていなかったかも知れません。

ちなみに「Mike」のファミリーネイム「David」はちゃんと読めたんですけどね……

そっちの方が難しいがな!!

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