SUKUSUKU 〜ママ友は微妙〜

歩けるようになった娘を毎日公園に連れて行くのが日課になりました。家の中で私と二人きりで遊ぶのとは違い、公園に行けば遊具もあるし、ありさんが歩いているし、いろんな色の葉っぱが落ちてるし、石ころや、砂や泥、誰かが置いていった空き缶、時々とんぼやチョウチョもやってきます。

もちろんおなじ歳くらいのお友達やお兄ちゃん、お姉ちゃんもいます。娘にとっては刺激的なものばかり。1度公園に来るとなかなか帰らせてくれません。私にとってもいい気分転換になるのでできるだけ娘に付き合ってあげようと思い、毎朝早めに家の用事を済ませて公園に行くようにしています。

公園に行くようになると、当然同じような親子連れと出会います。子供がまだ小さいので、お互い子供につきっきりになるのでゆっくりお話できませんが、それでもなんとかかんとかママたちもお話するようになりました。お互いの育児方法や、幼稚園の情報、ご近所のおいしいお店の情報などなど。ママ友ってなんだか面倒そうだなとすこし敬遠していたのですが、思っていたよりも楽しくて、目からうろこっていう感じです。

ただ、お互いの子供がふとしたきっかけでケンカみたいなことになると相手の親の出方次第でいっきにママ友の関係も崩れてしまうそうです。なんて微妙な関係なんでしょう。うちの娘はマイペースな子なので、お友達を泣かせたことは今のところありません。逆に泣かされてしまう方で、それはある意味で良かったかもしれません。親にとっては気が楽なので。

それでも確かに相手の親の言動でカチンとくる事があるのも事実です。泣かされてしまったうちの娘が悪いという風なことを言われたり、自分の子供を叱るどころか、何も気づかなかったふりをしていたり。まあまあ、子供同士のことだからといちいち気にしていたらきりがないので私は何も言いませんが、我慢できないママもたくさんいて、それでママ友の関係が崩れてしまうんでしょう。

子供が出来るまでの交友関係とは何かが違うママ友という存在。お互いの込み入った話までできるかどうかは相手次第ですが、普通はなかなかそこまではできないようです。私は幸いママ友に恵まれたので、ほぼ毎日のようにお互いの家を行き来するほどの付き合いのできる友達ができました。お互いのプライベート話もOKなので、ダンナの愚痴やらを言い合って楽しく過ごしています。

でも。この友達とも、お互いの育児への考え方が全く同じということではないので、微妙にぶつかることもあります。はあ~。ママ友って難しい~。でも今の私の立場や気持ちを一番理解してくれているのもやっぱりママ友なんですよね~。

もともと私は「事なかれ」主義とは言わないまでも、争いごとは好きではないので、友達ともけんからしいけんかはほとんどしたことがありません。なので、ママ友ともできるだけけんかはしないでおこうと思っています。でも、子供のことになるとみんな自分の子が1番なので(当然私も)これからどうなるやら・・・。

公園ではママ達の微妙な関係とは裏腹に、今日も楽しそうな子供達の声が響いています。・・・そうだ、子供のために頑張ろう!そうすれば何事もうまくいくはず!!・・・とみんなが思ってくれたらいいのに!!!

前の記事
思い出の中の・・・。