北海道・再び(美瑛〜札幌編)
北海道のラベンダーと言えば、美瑛、富良野です。旭山動物園の帰りに通り抜けただけですけど、このあたりを車で走れば「流石!北海道。」という気持ちになりますね。地平線が見える広大な丘、美瑛の丘を越えて富良野にあるファーム富田に行きました。
ファーム富田 | とみたメロンハウス |
昔、ラベンダーのオーナー園で「ラベンダー10株オーナー」になった事が有る私としては、懐かしい限りです。(って、普通にネットで申し込んで、1年後にラベンダーを受けとっただけなんですが。笑)
広大なお花畑 | 遠くに見える美瑛の丘 |
流石に、少し時期が早かったのかラベンダーは咲き乱れるというほどは咲いていませんでしたけど、ドライフラワーやポプリ、石けんにソフトクリームまで、ほとんどがラベンダーですから、その香りは十分に楽しめました。(もちろん、小さいお花でも、自然なラベンダーの香りは楽しめますよ。)
となりの「とみたメロンハウス」でカットメロンを食べようと思ったら、本日分は売り切れ。訪れたのはまだ15時頃でした。後から後から押し寄せる観光バスのお客さんも、きっと残念でしょうけど、我が家の同居人が一番残念そうでした。(笑)
長時間のドライブから、札幌に戻ったのは、もう20時。大急ぎで向かったのは、スープカリー屋さんでも、ジンギスカン屋さんでも無く、パーラー。知ってる人は知っている「雪印パーラー」です。
知ってる人は知っている | 誰が食べる? |
食事の前に、休憩してる訳ではありません。すすきのは、遅くまで開いてるけれど、雪印パーラー本店は、21時閉店です。大急ぎで向かってお店に入ったのがオーダーストップ前の8時20分ぐらいでした。
もちろん、オーダーしたのは「ロイヤルスペシャルバニラアイスクリーム」です。だてに「ロイヤル」を冠している訳ではありません。天皇・皇后両陛下の為に、半年間の試行錯誤の末作られた(昭和47年)アイスクリームで、乳脂肪分がとても高く、まろやかで上品な甘さです。ちなみに、このお店は、いわゆるジャンボパフェも有名で、「I am No.1」というジャンボパフェがなんと3980円というお値打ち?価格でいただけます。もちろん、名前の通り「NO.1」だったのです。少し前までは。
現在では、写真の様に、さらに上を行く「ドリームジャンボパフェ」というのが、10500円でいただけます。(実は、写真には写っていませんが、アイスクリームケーキというメニューもあります。こちらは、なんと60000円で、要予約です。たしかに滅茶苦茶でかくて周りにフルーツ一杯です。でもあくまでもケーキですからジャンボパフェとしての、NO.1は、ドリームジャンボです。)
私たちが、お店にいる間に、団体さんが入ってきてその中の「今日の主役」さんが「I am NO.1」を食べてました。私たちがいた短時間では、流石に、宝くじみたいな名前のパフェは食べてる人はいませんでしたが、きっと強者どもが挑戦してるんでしょうね。(笑)
翌日は、朝から北海道大学農学部附属植物園です。北海道最終日の、それも飛行機の時間が迫っているのに、わざわざここに立ち寄ったのは、ガーデニングにはまっているから、めずらしい植物を見たかった・・・。訳ではありません。ここには、植物園の他に、北方民俗資料室と博物館が併設されています。そして、そこには、あの「タロ」が剥製になって展示されているのです。
植物園の中の博物館 | 南極物語の主役「タロ」 |
南極物語では、感動的な再会シーンで終わっていますけど、その後4年余南極で活躍し、北大で余生を暮らしたそうです。(14歳7ヶ月の天寿を全う。残念ながら「ジロ」は、南極で亡くなったそうです。)
重要文化財のトイレ |
ちなみに、博物館の近くにある「当時のトイレ」は「重要文化財」ですが、実は今でも現役のトイレです。(水洗式になっているので普通に使えます。笑)
さて、大急ぎで駆け抜けた北海道2泊3日の旅を、これまた駆け足で紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。沖縄好きの私を惹きつけた北海道の魅力の少しは紹介出来たでしょうか?
今回の旅行で一番感じたのは、大きかったこと。北海道はやっぱりでっかいです。飾りの言葉なんかいりません。でっかいどー北海道です。と思っていたら、帰りの新千歳空港は、違っていました。飛行機を待つ観光客に修学旅行(と思われる)の学生達で、空港はぐちゃぐちゃ。さおまけにチェックインカウンターと土産物屋さんが近いから、さらにぐちゃぐちゃ。『ちっちゃいぞー新千歳空港』と落ちまでつけてくれる北海道。(笑) みなさんも是非どうぞ。