並んででも食べたいもの

今年の夏は、かなりアップルマンゴーを食べました。沖縄本島で食べ、持って帰って食べ、取り寄せて食べ、近くの果物屋さんで買っては食べと、マンゴー三昧でした。(もうすぐマンゴーの季節も終わります。残念。)

少し前に、マンゴーにものすごく「はまって」いたことがあります。マンゴーであればなんでもいいから食べたいというぐらいの感じだったので、マンゴープリン、マンゴー杏仁、マンゴージュース、マンゴーアイス、マンゴーなんたら・・・。と食べまくっていました。もちろんマンゴースイーツのお店にも沢山行きました。

特に「マンゴー」の乗ったかき氷は、「冰館」「東方美人」は、もちろんのこと、あちこちでいただきました。確かに美味しかったんですけど、やたらと待たされた(並んで待っていた)という記憶が有ります。

TVや雑誌で紹介されたお店には、その翌日からどっとお客さんが溢れかえります。その行列を見て、また新しいお客さんを引き寄せます。もちろん元々の味がきちんとしていなければ、すぐに廃れてしまうんでしょうけど、あの行列を見ていると、味よりも「行列に参加した」という意味の方が強いのでは?と感じてしまいます。

もちろん話題だから並んで食べるのが悪いという気はありません。きっかけは、なんであれ「美味しいモノ」に出会えるチャンスなんですから「一期一会」の気持ちで並んでいただくのが良いと思います。

ただし、その有名店が、近場にあれば行って並べば良いのですが、少し遠い場合も結構あります。(近隣でも、少し不便な場所に有るときとか)そんな時には、そのお店に行ったことのある友人に、助言を求めたりします。

「美味しかったよ。○○が△△してて、とっても××だった。」とか
「うーん。私的には、もう一つかな。○○が△△してたら良かったのに。」とか

こういう感想を聞けると、結構参考になりますので、そのお店に行ってみるかどうかの判断になります。しかし

「美味しかったんじゃないかな。結構人も沢山いたし・・・。」とか
「あれだけ人気なんだから美味しかったと思うよ」とか

本当にその店、行ったの?と思ってしまう感想もありますよね。(笑) その友人にとっては、「並んででも食べたい」のでは無く「並んでるから食べたい」んだと思います。かくいう私も、行列があるからとりあえず並んでしまうことって沢山あります。(あんまりすごい行列だと途中で挫折してしまいますけどね。)もちろん、それから気に入って何度も通っているお店もありますよ。(2度と並んでいないお店も結構ありますけどね。笑)

やっぱり私の場合は、「並んでいるから食べる」よりも「並んででも食べたい」方だと思います。もちろん「並ばないで食べられる(美味しいお店)」が一番なんですけどね。

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