バブルへGO!!
ホイチョイプロデュース映画の第5弾「バブルへGO!!」を見てきました。映画を見る前に、脚本のノベライズ本を読んでいたのでストーリーは頭に入っていたんですが、映像で表現された、バブルの時代(特に首都圏かな?)は、とっても煌びやかで誰もがイケイケで、かなり勢いのある時代だったんだなと感じましたね。
私の場合は、まさにバブル全盛期にバブルまっただ中にいたはずなのに、ほとんど恩恵を受けることなく(その分、失敗もありませんでしたけど)崩壊後の不況のあおりだけは、もろにくらった気はしますが。(笑)
しかし、たかだか17年の間に世の中は変わったもんですね。特に携帯電話の普及は生活習慣をあっさり変えていたのに気がつきました。そう言えば、昔は待ち合わせするのに、どの改札のどの辺りにいてるよとか、結構詳しく決めていたんですよね。それが、携帯の普及で今や、時間と大体の場所だけ決めたら後は「着いたら電話するね。」で終わりですからね。携帯依存症になるのも無理は無いですね。
(原作?となった4コマ漫画「気まぐれコンセプト」が1984年~2006年の分の中からのより抜きを「気まぐれコンセプトクロニクル」として発刊されています。全部を読むのは、かなりの時間と体力?を要しますが、本屋さんで見かけたら、その表紙だけでも見て下さい。1984年と2006年のワークスタイルの違いがうまく表現されています。あの当時働いていた人は間違いなく「ああ、こんなだったなぁ」といいますよ。必見です。笑)
この作品、映画では珍しく実在の企業名が出ており「日立家電研究所」なるものが、レインボーブリッジの近くに登場します。(流石に、この研究所は実在しませんが)ホイチョイの馬場さんが、日立の宣伝部に勤めていたから出来たのか、今の時代は宣伝のためにはそうするのかは、判りませんがより臨場感があったのは確かですね。(その分、タイムマシンとなったドラム式の洗濯機に人が入らない様に告知は念入りでしたけどね。)
映画の最後は、もちろんハッピーエンドです。タイムパラドックスを考えたらどうなのか、なんて難しい事は判りませんが、めでたしめでたしです。しかし現実の世界では、少し景気は良くなってきている様ではありますが、まだまだ先行き不透明です。何よりも、あの頃よりも確実に歳をとっています。あの時代、国民的アイドルだった「薬師丸ひろ子」さんも、この映画では「広末涼子」さんの「母親」役です。同世代の私も歳をとったって事ですねぇ。(笑)
ところで、実際にタイムマシンが出来たなら、あなたは過去か未来かどちらに行ってみたいですか?自分の人生に関わるぐらいの時間旅行がいいですか?それとももっと遠い時間世界へ行ってみたいですか?私は、遠い南の島で「ゆったり」と時間が流れるバカンスに行きたいですね。(笑)