パリ旅行「パリ市内観光編」

パリの街へ出た第一声は

「寒っっっ!」

そうです。私たちが訪れた3月下旬はすんごく寒かったのです。

ドイツに住んでる友人が、天気予報では最低がマイナスになってるから防寒の対策をしっかりしておいたほうがいいよとアドバイスしてくれたのですが、本当にその通りでした。特に日本では滅多にかぶらないニット帽なんかがすごく活躍しました。

写真でお見せできないのが残念ですが、「花より男子」の“つくし”をイメージして買ったニット帽でしたが、母に「海老蔵に見える」と言われ、その瞬間から“海老蔵帽”となりました。

海老蔵といえば、ちょうど私たちと入れ違いにパリ・オペラ座で歌舞伎の上演を行うと知っていたので、オペラ座にポスターでも貼ってあるかなーと思って行ってみましたが・・・

なーんにも無し。

しかもせっかく行ったのに、急きょその日は中まで見せてくれず、しょうがないからロープの前でパチリ。これじゃあ中がどんなか分からないですよねぇ。

フランス人いじわるです。

パリの寒さを思い知るきっかけとなったエッフェル塔。

ツアーに組み込まれていた「展望台へご案内」のために、強風吹き荒れる中ケーブルを待つ行列を並ぶはめになったのです。

これが本当につらかった・・・!

列はちっとも進まないし、風は容赦なく吹き付ける。

「かえりたいー」

そう叫んだとき、エッフェル塔の階段を上っている人が見えました。階段・・・その手があったか・・・!私はすかさず手をあげた。

「はい!わたし階段いきます!」

寒さにあえぐ皆の衆もこれに続き、ツアーのほとんどが階段へ向かってダッシュ!エッフェル塔の鉄の階段を無我夢中でかけあがる老若男女、約20人。

人生で1番目か2番目ぐらいにつらかったこの修行をやり終えたとき、ひと山越えた気がしました。

ご存知、ルーヴル美術館のピラミッドです。

「ダヴィンチ・コード」を観た人・読んだ人なら誰もがあの小説の世界を想像するでしょう。

内部はとても広く、全部は回りきれなかったです。

生の「モナリザ」を見たときは、意外と小さい絵だったのにまず驚きました。そして思ったより色が濃く、かなり微笑んでいるように見えました。なんといったらいいか、小さいけどやはり存在感のある絵でしたね。

パリのポン・ヌフ橋の上からの夜景(ブレていますが)

手前に見えている船でセーヌ川をクルージングしました。パリの街は古い建物が本当に大事に残されていて、歴史と共に生きるという感じでしたね。クルーズ船のお姉さんのフランスなまりの英語のアナウンスを聞きながら、

「遠いところまで来て、色々見れてよかったな~。でも、寒いときにはもう来ないかなー(笑)」

と、思ったものでした。(完)

(おまけ)

パリのシャルル・ドゴール空港にて、サッカーのジーコ元日本監督に出会いました。母がゲットした、ジーコのサインです。

よく分かりますか?この向きでいいのかどうか・・・。

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