ドルフィンブルー
沖縄記念公園(海洋博公園)にいる「イルカのフジちゃん」知ってますか?感染症のため尾びれを失ったイルカ、タイヤメーカのブリヂストンがゴム製の人工尾びれを造って装着し、また泳げる様になったイルカです。(ブリヂストン「イルカ人工尾びれプロジェクト」)
フジちゃんが尾びれを失ったのが、2002年のこと。人工尾びれを造ってもらってまた泳げるようになったのが2004年のこと。(この頃、新聞やテレビでも結構とりあげられていたのでご存知の方も多いでしょう。)そして、この夏、その物語がドキュメンタリーではありませんが映画化されています。(松竹系「ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ」)
何故、今、そんな昔の話をするかというと、先日の沖縄旅行の時に初めてこのイルカの「フジちゃん」に逢ったからです。(単純)
愛嬌を振りまく「フジちゃん」は、どこから見ても普通のイルカです。その泳ぎにも違和感はまったくなく、むしろ活発に感じるほどです。
泳ぐ姿を見てもまったく区別が付きません。唯一、尾びれの部分に青いカウルが付いているのが判別のポイントです。
実際にフジちゃんが付けた歴代の尾びれです。持ってみると結構重いです。そして丈夫そうです。でも、その尾びれが破損するんですから、イルカの運動量ってものすごいですね。
このものすごいイルカや水族館のスタッフ、ブリヂストンの方々の努力には、頭が下がります。この映画がヒットして、もっと沢山のお客さんがフジちゃん逢いに来てくれたらいいですね。
そう言えば、沖縄には映画館が三つしか無いって知ってましたか?その内の二つは那覇市内にある(もう一つはアメリカンビレッジ内にあります。)ので、沖縄の人は映画を見るのにわざわざ那覇か北谷まで行くんですね。この話を教えてくれたタクシーの運転手さんによると「沖縄の人は、映画見ないんですかねぇ?昔あった映画館全部撤退しちゃいましたよぉ。」とのこと。
まあ、それでも沖縄の物語で、沖縄でのオールロケを敢行したこの映画は見るだろうと思ったら、今日時点でこの映画を上映しているのはアメリカンビレッジにある「MIHAMA7PLEX」だけでした。やっぱ沖縄の人って映画に興味無いんですかね。
ちなみに私はまだ見ていません。ここんとこずっと大作続きでなかなか見る機会が無いんですよね。あ、でもパンフレットは買いましたよ。映画もきっと見ますよ。きっと近いうちにね。ええ、多分。(笑)