幻の島
幻の島というとなんだかワクワクしてきませんか?いかにも恐ろしい海賊なんかが出てきそうで、ミステリアスな雰囲気ですよね。
幻の島と呼ばれている島は沢山あります。昔は存在したけれど、地震や海底火山の活動によって沈んだとか、もともと本当にあったのか?とか、島に安置されている像の顔を赤く塗った為に島が沈んだ(と言う伝説)とか、色々なタイプの「幻」があります。発見されないから幻の島なんですね。(笑)
で、今回その「幻の島」に行ってきました。実際に行けるのに「幻の島」って言うのもおかしな話ですが・・・。今回行ってきたのは、石垣島から船で40分ほど行ったところにある珊瑚礁が隆起して出来た島「浜島」です。潮の満ち引きの関係で昔は満潮時には沈んでしまう島だったそうです。(今は、砂の滞留量が増えて満潮時も少しは海面に出ているとか。)
浜島から見た海 浜島は、満潮時にはほとんど海に沈んでしまうため、草木はありません。島全部が砂浜です。全長30mぐらいの小さな三日月型の島です。 |
幻の島ではありますが、有名な島でもありますので島には海水浴のお客さんで一杯です。しかし何度も言いますが、この島、満潮時は海に沈んでしまうためビーチパラソルやデッキチェアなんかありません。もちろん売店もありませんから「ひたすら泳ぐ」か「ひたすら潜る」しかありません。島は外洋に位置するので波も風も結構強くてレジャーシートをひろげておくわけにもいかない様です。
浜島から少し離れた所には、ダイビング&シュノーケリングのスポットがあります。そこでは、綺麗な珊瑚礁と色とりどりの魚たちに会えます。残念ながら私が訪れたときは波が少しあれていてシュノーケリングしていても波に流されるので、必至で泳いでいるという感じでした。(笑)
いろんな魚 波があったので深いところは、カメラのオートフォーカスが効きませんでした。浅瀬の珊瑚にはいろんな魚たちが優雅に泳いでいました。 | |
ヤマブキベラ この写真では判りにくいですが、まさに山吹色に輝いていました。 |
同じツアーに参加していた女社長が「何年か前から沖縄本島の海は汚くなってきた。もう潜る気にならないので、最近はずっと石垣島に来てる」と言ってました。沖縄本島の海でも十分綺麗だと思っている私には、おどろきの発言でしたけど、石垣の海は確かにさらに上をいく美しい海であることは間違いありません。来年はマンタに会いにいけたらいいなと思いつつ、マンタのぬいぐるみをバタバタやってる私です。(笑)