うるう年
今年は、北京オリンピック開催の年です。我らが日本勢はどれぐらいのメダルを獲得出来るのか楽しみですね。最近ちょっと低迷している「スポーツクラブ」もオリンピックの年には会員数が増えるという話もありますから如何に沢山の人が楽しみにしてるのか判りますね。
ところでオリンピックって4年に一度ですが、実は「うるう年」に開催されています。もちろん両者には何の関係も無いので、たまたま同じ4年に一度というだけですが。実際、1900年は「うるう年」ではありませんが、オリンピックは開催されています。
「うるう年」は、季節に暦を一致させるため4年に1度、2月に29日を作って調整しているということは、よくご存知だと思います。簡単に言うと西暦が4で割り切れる年が「うるう年」です。ただしちょっと複雑なのは、100で割り切れる年は「うるう年」では無いこと。また100で割り切れても、400で割り切れる年は、やっぱり「うるう年」になります。(オリンピックは、4で割り切れる年に開催されます。)
その為、1900年や2100年は「うるう年」ではありませんが2000年は「うるう年」になります。
もう一つ、「うるう年」には大きなイベントがあります。今もTVやNEWSでは連日の様に「オバマ」か「クリントン」かと大騒ぎですが「アメリカ大統領選挙」も「うるう年」(実際には「うるう年」で無い年にもあります。オリンピックと一緒ですね。)
「うるう年」と言えば、気になるのが「2月29日生まれ」の人の誕生日です。「年齢計算ニ関スル法律」によると、誕生日の前日が終わる瞬間が1年の終わりなのですが、2月29日が無いので、その前日も当然ありません。この場合、その月の月末をもって応当日とすると規定されていますので、2月28日が誕生日になる様です。(免許証とかの更新の問題もありますからねぇ)ちゃんと決まってて良かったですね。うるう年生まれの人(著名人では「赤川次郎」さんや「飯島直子」さんが有名ですね。)
ちなみに、「うるう年」に追加される1日を「うるう日」と言いますが、なぜ2月なのか?年末の12月ではいけないのか?と思いませんか?実は、昔は、農作物の種まきが始まる3月が1年の始まりであり2月が年末だったからという説が有力です。もしかして2月が他の月より少ないからだとか思ってませんでした?
「うるう年」は、経済成長率も高いそうです。「へぇ。4年に1度、経済も良くなるんだ」と思ったあなた、数字に騙されてますよ。「うるう年」に経済成長率が高くなるのは当たり前です。なぜなら経済活動日が例年よりも1日多いからです。たった1日と言えども、1/366=0.27%になります。去年と同じ成長を続けても0.27%成長するんですからお得です。もちろん、オリンピック効果なんかもあるので、実際に成長するとは思いますけどね。(笑)
我が家の収支で換算すると、収入は同じ(月給だから)なのに、パチンコする日が1日増える訳ですから・・・。我が家の経済成長率については、計算しない方がよさそうですね。(笑)