東西対決2
前回の「どん兵衛対決」から、少し時間が空いてしまいましたが(もう2年半も経っています)第2回戦です。今回の対決は「揚げせんべい」で行きましょう。
我々、関西人は「揚げせんべい」というとほぼみんなが「ぼんち揚」を思い浮かべると思います。しかし関東の方では「揚げせんべい」と言えば「歌舞伎揚」なんだそうです。しかもこの二つかなり似ているので、知らずに食べたらまず気づかないと思います。
実際、私も横浜に住んでいた時には、その「歌舞伎揚」を食べていましたし、単に作っている会社が違うぐらいにしか思っていませんでした。(ちなみに「ぼんち揚」は「ぼんち株式会社」で作っていますが「歌舞伎揚」を作っているのは「株式会社天乃屋」です。)
最近、大阪のコンビニでも「歌舞伎揚」を買えるんですね。びっくりしました。 |
今回、用意したのはコンビニで買った「歌舞伎揚(36g)」と「ぼんち揚(27g)」の二つです。値段は、え~っと・・・。忘れました。
歌舞伎揚の栄養成分 こっちの方が多い様に感じますが・・・。 | |
ぼんち揚の栄養成分 実は、内容量が違うの単純比較は出来ません。 |
今回買った両製品の栄養成分は、内容量が違うので100gあたりに換算してみるとこんな感じになります。
歌舞伎揚 | ぼんち揚 | |
エネルギー(kcal) | 536.1 | 540.7 |
たんぱく質(g) | 5.0 | 4.8 |
脂質(g) | 31.7 | 33.3 |
炭水化物(g) | 56.9 | 55,2 |
ナトリウム(mg) | 513.9 | 918.5 |
食塩相当量(g) | 1.4 | 2.2 |
ほとんど同じですが、塩分量で言うと「ぼんち揚」が倍近く多いです。昨今の「減塩」ブームから考えるとちょっと「ぼんち揚」の方が不利な結果になりました。
次に原材料を比較してみるとこんな感じです。
歌舞伎揚の原材料 うるち米、植物油、でん粉(小麦を含む)、砂糖、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、果糖ブドウ糖液糖、たん白加水分解物(大豆を含む)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素 | |
ぼんち揚の原材料 うるち米、植物油、しょうゆ(大豆・小麦を含む)、砂糖、でん粉、ブドウ糖、昆布エキス、かつお粉末、食塩、調味料(アミノ酸等) |
ほとんど同じですが、決定的に違うのは「ぼんち揚」には「昆布エキス」「かつお粉末」「食塩」が入っていると書かれていること。なんだか「ぼんち揚」の方がダシがきいていて美味しそうなので「ぼんち揚」が有利です。
歌舞伎揚とぼんち揚 今回買った商品だと「歌舞伎揚」は小さくて「ぼんち揚」は大きめですが、どちらもパッケージによって大きさは異なるので単純に比較は出来ません。 |
ところで、肝心な食べてみた感想はというと・・・。どちらも「うまい」です。どっちを食べるというより、どっちも食べたいです(笑)
「揚げせんべい」って無性に食べたくなるときありますよね?ちょっと小腹の空いたところに最高のおやつです。でも食べ過ぎは「塩分」の撮りすぎになりますからご注意を。(でも、食べ出したら止まらないんだよねぇ。笑)