マスター・スクーバ・ダイバーへの道(エントリー)
半年のご無沙汰ですが、今年もダイビングの季節がやってきました。寒さに弱い「へなちょこダイバー」の私も、夏に向けてダイビングの準備に取りかかっています。
ダイビングでは、ビーチから海に入ってポイントまで水面(場合によっては水中)を泳いで行く方法と、ボートに乗ってポイントまで移動して、そこから海に入る方法と大きく2種類あります。
スクーバの機材は水中では軽いのですが、陸上ではとても重くて(10数Kgあると思います。)そんな機材をかついだまま砂浜を歩くのは、とても重労働です。それに、ボートで、ある程度沖に出た方が綺麗なポイントが多いので、沖縄ではボートダイビングが主だと思います。
しかし、ボートダイビングでは、ボートから海に飛び込まなくてはいけません。最初はそれが怖くて、スクールのプールで何度も練習したものですが、今回はその恐怖を克服した私の華麗な?エントリーをご紹介します。
最初は「ジャイアントストライドエントリー」です。この方法は、比較的大きな船で、船のヘリと水面の距離がある時に使います。船から「歩き出す」様に一歩前へ踏みだしてエントリーする方法です。
写真では、スタッフが後ろで支えてくれていますが、もちろん飛び込む時は自分一人です。船のヘリから大きく一歩踏み出すんですけど、結構勇気が必要です。 |
もう一つの方法は「バックロールエントリー」です。船のヘリに座って、後ろ向きにエントリーする方法で、水面までの距離が近い時に使います。後ろ向きに飛び込むので、慣れるまでは結構恐怖です。
左手が頭を押さえているのは、後頭部を守るためではありません。飛び込んだ時の衝撃でマスクがずれてしまうのを防ぐためです。 |
こうやって、水の世界に飛び込んだら、機材の重さは感じません。後は優雅に水中を漂うだけです。(周りからみたら、ジタバタしてる様に見えているかも知れませんけどね。)
次回は「エクジット」についてお話したいと思っています。