現在・過去・未来

嘉門達夫30周年記念イベントに行ってきました。嘉門さんの思い入れの強い万博記念公園、お祭り広場がメイン会場です。

太陽の塔裏側

なんと私の席は、最前列のど真ん中。後ろを振り返ると沢山のお客さん(7000人だとか。)と太陽の塔の後ろ姿が見えます。

以前のコラム「芸術は爆発だ」にも書きましたが、太陽の塔には、3つの顔があります。黄金に輝く「未来の太陽」と、お腹にある「現在の太陽」そして背中にある「過去の太陽」です。

太陽の塔(3つの顔)

ちなみに万博開催当時は、目が光ってました。目から伸びるキセノンの明かりが、まるで「ビーム」を放っている様で、かっちょよかったです。(現在も夜間は目が光りますが、伊丹空港の航空機発着に影響の無い様に、光量の少ない「LEDライト」に変わっています。)

黄金の顔・目

私が子供の頃、この目の部分を「目玉男(と呼ばれていた。)」に占拠され(なんと159時間も)ライトが点灯されないという事件もありました。その男の目的がなんだったのかまったく覚えていませんが、そのNEWSだけは鮮明に覚えています。

まあ、あの時代、大人も子供も、男も女も、みんなが万博、そして太陽の塔が好きでした。そして、今なお、太陽の塔は大阪のシンボルとしてそびえ立っています。はるか遠くの明るい未来をずっと見つめて。

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