上から目線

ダイバーが好きな海、色々あると思います。世界的に有名な「グレートバリアリーフ」もそうでしょうし、モルジブ、パラオの海もそうでしょう。でも国内にも世界に誇る綺麗な海は沢山あります。そんな沢山の海の中でも、私が一番好きなのは「石垣島の海」です。

元々、石垣島に行くようになったのは「マンタ」が見られるから。もちろん、行けば必ず見られる訳ではありませんが、その可能性の高いポイントがあるからです。

石垣島には「石崎マンタスクランブル」と「マンタシティポイント」という二つの「マンタ」が見られる可能性の高い「ポイント」があります。基本的には「マンタ」と一緒に泳いだり出来る訳では無く、「根(海中にある岩礁のこと。)」の下で待機して「マンタ」が回遊してくるのを待つだけです。「マンタ」が現れても追いかけたりしてはいけません。根の所にじっとして、下から見上げるだけです。「マンタ」はダイバーの吐く泡をいやがるらしいので、頭上に「マンタ」が来たら息を吐かずに我慢しないといけません。(ダイバーは基本的に水中では息を止めてはいけませんが、この時だけ別なのです。)

ナンヨウマンタ

そして、たまには間近に現れる「マンタ」に感動する訳です。本当に間近に見たらその優雅な泳ぎと美しさに感動します。なので、基本的には「マンタ」は下から見上げるものなのです。

ところが、先日は少し様相が違いました。「マンタ」を待っているポイントには現れず、諦めて船に戻ったときに突然現れたのです。そして、ゆっくりとそこを旋回し始めました。

上から見たナンヨウマンタ

我々ダイバーには「マンタ」を上から見る事は本当に希で(国内でのお話です。海外では少し事情は違います。)本当にビックリしました。今回は「マンタ」に遭えないと諦めていたので喜びも一入でした。

いつもは見上げている「マンタ」を上から見る事が出来て、大興奮です。小さ目の個体だったので、いつもは雄大な「マンタ」も少し小さく見えて、まさに「上から目線」でした。

今年も新しい発見があったダイビング。なんだか海のことが少し判った気になってましたけど、まだまだ判らない事ばっかりですね。まだまだ楽しめそうです。

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