イノベーターのひとりごと

マーケティングを学んでいると必ず出てくるのが「イノベーター理論」です。詳しい話は、マーケティング理論を学んで貰うとして、簡単に説明しますと

世の中には、なんでもかんでも「新しいもの」に興味を持つ「イノベーター」と、時代(流行)を先取りして、それをいち早く取り入れる「アーリーアダプター」と呼ばれる消費者がいます。(他にアーリー/レイトマジョリティ、ラガードと呼ばれる消費者もいます。)この「イノベーター」と「アーリーアダプタ」は、消費者全体の16%程度ですが、ここまで取り込めるかどうかで、その商品のその後が決まると言っても過言では無いそうです。(キャズム理論では「アーリーマジョリティ」まで取り込まないと駄目だと言ってますが。)

なぜ、そんな小難しい話をしているのか?そうです。私は、自他共に認める「新しいもの好き」なんです。(笑)

子供の頃から新しいものが大好きでした。ちょうど世の中は、高度経済成長から、国民総中流時代を迎えており「使い捨て」と「より便利なもの」という風潮が溢れていました。その風潮に合わせて「新しいもの」が次から次へと、どんどん出てきていました。

今考えると、本当に必要だったのかどうか疑問が残りますが(現在、ほとんど世の中に残されていないということは、不要だったのかも知れません。笑)「新しいもの」は、とても輝いていたのです。そして、そんな幼少期を過ごした私は、気がついたら、筋金入りの「新しいもの好き」になっていました。

VHSビデオレコーダー、VHDディスク、レーザーディスク、8mmビデオレコーダー、液晶ビューカム、ウォークマン、MDプレーヤー、ファミコン、パソコン(当時はマイコンと呼ばれてました。)と、新しいものには、一通り手を出してきました。

流石に最近では、少し物欲も抑えられてきて「イノベーター」から「アーリーアダプタ」ぐらいに落ち着いているとは思いますが、それでも新商品が出ると「お!」とか思っちゃいます。

新製品は、未完成(と思われる)商品も多くて、高くて、少ししたら量産されて、値段もこなれてきて、使い勝手も良いものが出てくるんです。間違い有りません。世の中の大半の消費者も、メーカーも、それを十分判っているんです。(だから世の中には、フラッグシップモデルと、売れ筋モデルがあるんですよね。)

でも、やっぱり「新しいもの」が欲しいんです。仕方無いですよね。「欲しい」んだから(笑)

「量産型ジム」では駄目なんです。「ガンダム」がいいんです。「ZAKU」とは違うんだよ「ZAKU」とは。←当たらしもの好きの割には、言うことが古い?(笑)

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