収納
私の目指す収納は、見せる収納ではない。
物はすべてクローゼットなど、見えない所に片付けて、飾るものだけをすっきりと飾りたい。間違っても、布でかくす、ということはしたくないのだ、布はだらしなく見えて好きではない。
しかし、実際は・・・あまり美しくなく物が出ている。
物が多いのか、何度も出して、捨てるものは捨てようとしても結局大して捨てることも出来ず、少しばかり、場所を変えるくらいで終わってしまう。
出来るかぎり、棚などは部屋に置きたくないので、いつかクローゼットに入れてやるっ。といつまでも美しくなく出しっぱなしになっている。
ちょっと前まで収納のことをテレビで沢山放送していた。収納でよく登場したのが、「近藤典子」さんである。彼女は見事に、家にあるものを少し改造したり、既製品を改造したりして、パズルを埋めるかのようにきれいに、使いやすく収納してしまう。
私は母と二人して、彼女の本をかったり、ビデオを撮ったりしてみた。母も収納上手ではないが、まめで行動力があるのか、家のスペースにあった棚や机を見事に作り上げた。おかげでフォームセンターの大工さんとは仲良くなったようだ。
私は、母のように、あんなものは作れない。あるものをあるもののままで、なんとかしようと日々格闘している。
そして今日も近藤典子さんの本を手にして、ため息をつく。