石と漆喰(しっくい)と焼き物
沖縄には、あちこちにシーサーの置物があります。竹富島だと、赤瓦の屋根に漆喰作りのシーサーが鎮座在す景色があちこちで見られますが、本島では赤瓦屋根自体があまりありませんので、大抵は門柱の上か、瓦屋根の上にあります。その他にも国際通りの入り口とか、普通の歩道とかにも、よく見れば屏の上にも幼稚園の壁にもありました。
シーサーは、元々、瓦職人さんが余った瓦と漆喰で魔除けとして作っていたものらしいので、屋根の上にあるシーサーは、漆喰で作られている事が多い様です。首里城をはじめとするお城や歩道には、石作りのシーサーが多く、置物や家の中に飾ってあるのは、焼き物が多い様です。国を守る、村を守る、家を守るとそれぞれに役割が違うのでしょうから色々な種類になったのでしょう。
漆喰作りのシーサー赤瓦を骨格に使い細かな造形を漆喰で作ったものが多い。色を派手に塗り分けられていることもある。 作者それぞれによって特徴があり、バラエティに富んでいる。中には、これシーサー?と思う様なものまで(笑) | ||
石作りのシーサー日本に昔からある「獅子・狛犬」に近い。但し、どちらも獅子なので角は無い。 基本的には、写真のように座っているものが多い。 | ||
焼き物作りのシーサー細かな作り込みも見られるが、全体的に似通った作品が多い。 躍動感溢れる作品もあり、食器類に飾られる場合は特徴的な形もある。 |
その他にも、木で出来たものやペットボトルで作ったものまで色々とありますが基本的には、この3種類だと思います。(おみやげ用は別。アクリル製やガラス製、中にはペーパークラフトもありすからね。)
沖縄に行くたびに、シーサーを見て回り、おみやげに必ず複数個買い求める私が最近、気に入ってるのが「シーサーカクテル」です。(笑)
シーサーカクテル沖縄限定?のこのカクテルをオーダーするとシーサーの形をしたグラスに入って出てきます。帰りには、そのグラスをいただけます。(新品を) |
国際通りのステーキハウスでは、多分どこのお店もやってると思います。そしてお店毎に違うグラスだと思います。形が独特なので普段使うのには、アレですがお客さんに出したら喜んでもらえるかも知れません。(子供も喜ぶかも)
来年は、自分でシーサーを作ってみたいと思います。新しいシーサーグラスをもらうために、ステーキハウスにも行かないといけません。まだ見ぬシーサー達にも会いたいです。もちろん、あの綺麗な海にも行かないといけません。
あー早く夏にならないかな。(笑)