春・花火

花火と言えば夏を代表する風物詩ですが、沖縄ではゴールデンウィークにも花火大会があるんです。知ってましたか?

と言ってもメインは「ハーリー」です。那覇では、毎年ゴールデンウィークの後半に「那覇ハーリー」が開催されます。(今年で、もう35回目だそうです。) 「ハーリー」っていうのは、爬竜船(はりゅうせん)競漕のことで、簡単に言うと竜の形をした船の競争です。

普通「ハーリー」は、10人の漕ぎ手で操りますが「那覇ハーリー」は、なんと32人の漕ぎ手で操ります。(その他にも、舵取りや太鼓なんかもあるので、総勢なんと42人!)大迫力で、手に汗握る展開になること間違い無しですが、残念ながらは、私は昼間ダイビングに行ってるので、生で見たことはありません。結果はいつもホテルに帰ってからTVで観戦しています(笑)

で、「ハーリー」は、お昼から夕方までなのですが、その後(もちろん夜になってから。沖縄では、5月でも20時を過ぎないと暗くならないので)大体20:30ぐらいから花火大会が開催されます。でも、花火大会がある「泊港」あたりは、大渋滞になるし人は多いしで行った事はありませんし、これまで行く気はまったくありませんでした(笑)

が、今年は、いつも行くダイビングサービスがクルーザーを出してくれて「船上から花火大会を見ませんか?」とお誘いを受けたので、行ってきました。

クルーザーから見た花火

船の上から花火を見たのは初めてですが、すごいです。「花火」が「近い」です。もう目の前で、手を伸ばせば届きそうで、花火が、こっちに降ってきそうでした。海の上は、すずしくて夕涼みにも最適で(5月だとちょっと寒いぐらい。笑)花火を見るなら、船の上だなと思いました。

唯一残念なのは、船上は多少なりとも揺れるので、写真が撮りにくいこと(デジカメの花火モードとかだと、確実にぶれます。なので、今回は、動画でお届けしています。)ぐらいです。みなさんも、もし機会があったら「船上花火鑑賞」是非どうぞ。絶対のお奨めですよ。