おかしなてんぷら

私が子供の頃「包丁人味平」という料理漫画がありました。「ビッグ錠」という漫画家(他に私が好きだった作品に「釘師サブやん」というのもありますが、これはもっと知らないですか?)が描いていたんですが、結構理にかなってる様な、突拍子も無い様な、料理人漫画だった記憶があります。(ハッキリとは覚えてないんですけどね。)

ただ、その漫画でハッキリと覚えているのが、作品中に出てきた「アイスクリームの天ぷら」です。子供ながらに、そんなもん作れる訳無いやんとか思いながらも、あるなら食べてみたいと思ってました。

しばらくして、それが実際にあって、食べる事が出来ると知った時には、ものすごい衝撃を受けながら「ビッグ錠先生、うたがってごめんなさい」と、心の中で謝ったものです。

ちなみに、現在では結構あちこちで食べられるので、食べた事がある方も多いでしょう。私も先日、久しぶりにいただきました。

ぱっと見ただけでは、何の天ぷらか判らないですが・・・。

割ってみると、間違い無く「アイスクリームの天ぷら」です。外側はサクッとしてて、中身は冷たいアイスクリームなので、不思議な食べ物であることには、かわりありません。

最近では、ネットで検索すれば(クックパッドとか)作り方も載っているので、自宅で簡単に作れます。揚げ物は家で作るのは面倒だという方は「銀座ハゲ天」までどうぞ。(三大都市と北海道にお店がある様です。)

「おかしなてんぷら」いや「お菓子な天ぷら」是非どうぞ。美味しいですよ。

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