食品偽装5

昔、友人の1人に「カニカマ」好きがいました。本物の「カニ」よりも「カニカマ」が好きな彼は、みんなから変なやつやなぁと言われていましたが、私自身は、結構共感出来るところもありました。何よりも「カニカマ」は、剥かなくていいのか最高だと彼も私も思っていたのです(笑)

まあ、実際「カニ」と「カニカマ」では、味も食感もかなり違ってるのは間違い無いのですが「カニカマ」結構旨いじゃんとか思ってたのですね。

それから十数年の月日が経ち、カニカマは劇的に美味しくなりました。身のほぐれ具合、食感、そして味までもが本物の「カニ」と見まごうごとき進化を遂げています。(ちょっと言い過ぎかも知れませんが。笑)

ひとえに蒲鉾業界の努力のたまものだと思いますが、そんな蒲鉾業界に新しいヒーローが誕生しました。


丑の日にかかせない「ウナギ」

見た目、完璧に「ウナギ」です。


裏返してみても「ウナギ」

皮の部分も完璧に再現されていて、柔らかさ(ふんわり)も食感もそのまんまです。ご飯にのせたら、まさに「うな重」です。

もちろん、高級店でいただく「うな重」には負けますけど、冷えて固くなった「ウナギ」を、レンジでチンして食べるものよりは、何十倍も美味しいです。(レンジでチンしても身が固くならないので。)


本品はうなぎではありません。と注意書きがあります。

注意書きが無いと、間違えて買ってしまうかも知れません。おまけに食べても「蒲鉾」だと気付かないかも知れません。それぐらい「見た目」も「食感」も本物そっくりです。

ただ、残念な事に「マツコ」の番組で取り上げられて以来、品薄になっています。通常は、スーパーに売ってるので、見かけたら是非どうぞ。

「ウナカマ」の進化に驚きますよ。

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